ビジネスセミナー

「今こそ考えようこれからの10年」「社長及び幹部が考えるべき相続とは」

平成23年11月9日(水)「みのかも文化の森」を会場として、2011年度経営セミナーを開催致しました。「今こそ考えようこれからの10年」「社長及び幹部が考えるべき相続とは」をテーマとしました。

 相続は一部で「争族」などと揶揄されるくらい、一度問題が起きると解決が難しくなることが多いものです。複数人の損得がからみ合い、専門知識を必要とする場面に発展するからということもありますが、そのすべては事前の準備不足に起因するといっても過言ではありません。

 講師を担当した名古屋オフィス所長三宅健裕は、いくつかの相続相談・申告の経験から、スムーズな承継が結果的に相続税対策になると考えており、そのための準備についてお話ししました。

 そもそも相続とはどのようなものなのか。基礎的な知識から始まり、贈与と相続の関係、相続時精算課税制度の選択など発展的な説明もさせていただきました。また、財産評価で注意すべき点、今後の税制改正で相続はどう変わるのかなども具体例を挙げ、紹介致しました。
 講義の最後は、「相続対策はすぐに結果がでるものではく、多くの時間を必要とする。」「思い立ったらすぐにはじめるのが良い」と締めくくりました。

 終わりのあいさつとして、美濃加茂オフィス所長三宅一正は、「今日得た知識を財産の取り合いではなく、さらなる発展のための参考としてください」とお願いし、今年度のセミナーが閉会しました。

 社長の相続は社長とその家族だけの問題ではありません。会社への貸付、株式などが会社に影響を及ぼすことも多々あります。これらの対策のために所長をはじめ、職員一同できる限りのアドバイスをさせていただきます。お困りのことがあればすぐにお電話下さい。
ご参加していただいた皆様、誠にありがとうございました。

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